アチョー!という怪鳥音とともに繰り出される電光石火のアクション。
『ドラゴン怒りの鉄拳』(原題:精武門)は世界に無数のフォロワーを生んだ永遠のスター、ブルース・リーの主演第2作目で、トレードマークの怪鳥音とヌンチャクは本作で初めて取り入れられた。1900年代初頭の上海を舞台に、師の仇である日本人武道家を倒した主人公チェン・ジェン(陳真)の雄姿と壮絶な最期は、架空のキャラクターながら民族英雄として深く人々の胸に刻まれ、以後何度となく中華圏でドラマや映画に登場することとなった。
作品名:ドラゴン怒りの鉄拳 デジタル・リマスター版
DVD発売元:ツイン DVD販売元:パラマウント ジャパン
価格:1,500円(税込)発売日:2011年 04月08日発売(発売中)
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『ドラゴン怒りの鉄拳』の監督ロー・ウェイによる、ブルース・リー亡きあと大量生産されたそっくりさん映画や後追い企画の中でもっとも由緒正しい続編。舞台を台湾に移し、再び極悪日本人との対決を描く。スタントマンとして『ドラゴン怒りの鉄拳』『燃えよドラゴン』などに参加していたジャッキー・チェンが、芸能界を離れてオーストラリアにいたのを呼び戻され、主演を張った。前作に続きノラ・ミャオも出演。
今見るとブレイク前のジャッキーがびっくりするほど地味ながら、若々しく機敏なアクションはさすがにハイレベルで安心して見ていられる。ヌンチャクや三節棍を使ったバトルシーンもあり。 悪役のチェン・シンがいかにも強そうで、その娘役がまた妙なキモノ風コスチュームですごいアクションを連発するのも印象深い。
主演のジェット・リーが自ら製作も手がけた、『ドラゴン怒りの鉄拳』のA級リメイク。
監督のゴードン・チャンは今回のドニー版『レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳』では製作をつとめており、この題材への思い入れをうかがわせる。悪役は従来どおり日本人の設定だが、主人公チェン・ジェンの恋人が日本人女性だったり、倉田保昭演じる武道家が立派な人物として描かれていたり、反日トーンが緩和されているのが新機軸。
当時香港で第二の全盛期をむかえていたジェット・リーのダイナミックでキレのあるアクションを演出したのは、のちに『マトリックス』で国際的に名を馳せるユエン・ウーピン。とりわけ劇中の2大バトル、和製ドラゴンこと倉田保昭とのファイトシーン、ビリー・チョウとのクライマックスの死闘は見ごたえ充分。
『精武門續集』 未・1976年 監督:李作楠(リー・ツオナン) 出演:黎小龍=何宗道(ブルース・ライ=ホー・チョンドー)、羅烈(ロー・リェ)
『新精武門』(原題:新精武門1991) 1991年 監督:左頌昇(ジョー・チョンシン) 出演:周星馳(チャウ・シンチー)、鍾鎮濤(ケニー・ビー)
『フィスト・オブ・フューリー 復活!ドラゴン怒りの鉄拳』(原題:重振精武門) 1998年 監督:周亞子(ハワード・チョウ) 出演:石天龍(シー・テンロン)、楊麗青(シンシア・カーン)
ほか多数。映画だけでなくドラマもドニー主演作をはじめいろいろあり。